カスタマーレビュー
インテリジェンスには、中長期的戦略と情報源が不可欠 世界のインテリジェンス―21世紀の情報戦争を読む
経営戦略を考える上で、各国の情報の扱い方も参考になりますか?
本書では、欧米諸国のインテリジェンス体制・運用が紹介されています。
重要なのは、「中長期的戦略があってはじめてインテリジェンスは有効」
なことと、「他国の情報に依存してはならない」ことでしょうか。
概説ではありますが、自分や、自らの所属する組織の体制・運用をチェック
する分には十分でしょう。
公式発表されたデータのみ 世界のインテリジェンス―21世紀の情報戦争を読む
いわゆる諜報機関のうち、表沙汰になった事件や公開されたデータの寄せ集めである。特にメタあらしいものがあるわけでもない。
特に、各国と日本を比較しどこがまずいのか論じているわけではなく、ドイツとの比較ぐらいである。
この手のものに興味を持った初心者が読むには充分かも。
素人の感想ですが・・・ 世界のインテリジェンス―21世紀の情報戦争を読む
しばしば聞かれることですが「日本はスパイ天国」という事実。
これについては実際どうなのかなあと思わないこともないですが(公安って結構働いている感じがするので)。
まあ、とにもかくにも日本はインテリジェンスの面で非常に遅れをとっているということが分かる一冊でした。
結構興味深いなあと思ったのは、アメリカでは広報担当が、FBIやCIAをテーマに映画などをつくるとき協力することもあるそう。
こうやって積極的にメディアと関わっていくことで、イメージアップに繋がったり、そこから優秀な人材を得ることにつながるのでは、と思いました。
各国の情報活動の概観に最適 世界のインテリジェンス―21世紀の情報戦争を読む
主要国の情報機関と情報活動をその歴史的背景を含めて概説してあるので、重宝する。無論紙幅には限りがあるが、本書によって世界の主要な情報機関は全てカバーされていると言っても過言ではない。読者は本書を読むことで、国家の情報活動はその国家のアイデンティティと不可分なものであることを理解できるとともに、各国の情報活動の特徴を比較することで、わが国の情報活動のあり方を考えるヒントを得ることができる。
最大の難点は、国別に著者が異なり、質にバラつきがあること。ドイツ、ロシアの章は個人的に優れていると感じたが、フランスの章の出来はイマイチ。アメリカの章は、その重要性に比して分量が少なすぎる。ただ、本書はあくまでも概説書であり、概説書としてはかなりの水準に達していると言える。
酷評を一言 世界のインテリジェンス―21世紀の情報戦争を読む
インテリジェンスの問題、そして能力の本質とは、その情報機関とポリシーメーカー(政策決定者)との関係にある。結果として「米国のインテリジェンスは一流でない」と切り捨てる本書は、これらの本質を見過ごしている。その本質を欠いたまま、米国より古い他の情報機関(イスラエルはより新しいが)は優れていると決めつけるのはどうであろうか。米国のインテリジェンスに限らず、例としてヨムキップルでのイスラエル、オペレーション・ライアンでのソ連等に見られるように、必然的に「インテリジェンスの失敗」は伴うものである。
そして、褒め称えられる英国のインテリジェンスが第二次世界大戦後、米国の「一流でない」インテリジェンスに深く依存してる関係をどう説明するのであろうか。これらの米国依存は英に限らず、フランス、ドイツ、イスラエルも同様である。
これらの読者に誤解を与えかねない事実は、現代のインテリジェンスを理解していないとしか思えない。
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