カスタマーレビュー
名前だけ有名な作品 トレント最後の事件 (創元推理文庫)
ミステリと恋愛を融合させた世界初の小説という事で有名な作品。しかし、唯それだけである。恋愛が描けているというより、単に探偵役が恋の罠に溺れているだけである。
ミステリとしても、これと言った工夫がなく、凡庸の一語に尽きる。ミステリの中に、探偵役の虚しい恋愛を取り入れただけの凡作。
記念碑的作品 トレント最後の事件 (創元推理文庫)
ある富豪の射殺死体が発見され画家でありながら新聞社の特派員であるトレントが調査に乗り出すというお話です。 黄金時代の先駆となった作品として知られている本作品ですが、現在読むと推理小説の部分と恋愛の部分とが上手く融合しているとは感じられないかもしれません。 ただ、そうした構成上のぎこちなさはあるものの真相解明の部分はなかなか良くできており、この手法のお手本のような感じもするので読んでみるのも良いでしょう。 個人的には処女作で「最後の」事件をもってくるあたり洒落が効いていると思うのですが。
入門書として最適 トレント最後の事件 (創元推理文庫)
ミステリの黄金時代の幕開けを飾る作品です。歴史的な価値で残っている同じ年代の作品に比べると、今読んでも楽しめる珍しい作品です。さすがにミステリに恋愛要素を持ち込んだという点は、時代の流れによって古くなっています。しかし、随所に作者がミステリというジャンルに意識的であるということが読みとれます。恋愛要素もその一つでしょう。謎解きの部分も意外性があり、ダミー解などもちゃんと作られています。ひとつ難点を言えば、すれっからしの読者ならネタを見破れそう、という点でしょうか。とはいえこれから古典を読み始めようという人には、入門書に最適な一冊といえます。
今時なあ トレント最後の事件 (創元推理文庫)
ネタ晴らしは困るので書きにくいのですが,まあ,有名な作品です。しかし,私は推理小説としてすぐれた作品ではなく,発表された当時,ほかにこういう内容のものが無かったので,有名になった,という作品と思います。今の人が読んでも,どこがいいのか,さっぱり分からない,という作品かもしれません。もう,古典の推理小説で読むものが無くなった,という頃に読んでもイイかな,という作品だと思います。
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