カスタマーレビュー
ファイナンス入門の名著 会社の値段 (ちくま新書)
森生明氏の「会社の値段」を読み返してみました。
本書は会社の価値についてわかりやすく説明した本です。
はっきりいってこれはファイナンスの入門書として名著だと思います。
会社の価値について難しい数式をいっさい使わず説明しています。
これを読めば株価についての基本的な知識が身に付きます。
入門書とはいっても内容はかなりのハイレベルだと思います。
ファイナンスをこれから勉強する必要がある人はまずこれを読みましょう。
何度も読み返したい名著です。
価値を正しく認識する重要性 会社の値段 (ちくま新書)
会社の値段という事でM&Aなど会社の価格付けの話や、最近の破廉恥な事件を扱っているが、この本の本質は、どの様な事柄に関してもきちんとした価値判断をする手段を身につけ、行動することの重要性を教えている事にあるのではないか。
会社は資本主義社会での必要な組織であり、その価値の判断は、単なる企業買収だけではなく、株主や企業改革の在り方を考える上でも重要なものである。
新書という形で入門書的に解説が続くが、全体を通じて著者が言いたい事は非常に明確である。
M&Aの意義を語る良書 会社の値段 (ちくま新書)
冒頭にあったホリエモンの発言の引用が印象的。
「カネで買えないものはない」という発言だけを抜き取ると確かに悪いイメージだが、この発言には続きがあって、「お金はフェア。どんなものにも値段は付いていて、人の命にすら値段は付いている。逆に言うとそれほどフェアな指標はない」という。
さらにホリエモンは「本当はお金で買えないものがあってはいけないはず。お金で買えない価値があるように見せるからこそ、既得権益や権力などをうんでしまう。お金以外の尺度があるとしたら、それは参入障壁になってしまう。学歴や家柄、身分や肌の色という差別を生み出してしまうのだ。」と続けている。
これは、経済活動の本質をズバリと言っているし、この原則に基づいて資本主義市場が成り立っている。
作者はこのホリエモンの発言を擁護する姿勢を見せている。
その後は企業価値の説明が中心だが、これも非常に分かりやすく説いている。
この本をしっかり読めば、最近頻繁にでるM&Aのニュースをわかりやすく感じることができると思う。
会社だけでなく、物事に値段をつけると言うこと。 会社の値段 (ちくま新書)
ホリエモンのインタビュー記事の引用が良かった。自分もお金は世の中の価値を決めるのに一番フェアな指標だと思う。お金についてあれこれ考えたり議論することを「不浄」と見る思考が多い日本人は世の中の事情に適正な価値をつける行為を行う前に、感情論が邪魔して思考停止してしまっている気がする。
株式、株式市場を考える上での的確な入門書 会社の値段 (ちくま新書)
株式を市場に公開すると言うことは、株に値段をつけて売ること。 その意味ではM&A(会社の経営権を
売り買いすること)も同じこととの切り口から、では適切な会社の値段とはの考え方の基本、米国流の資本主義
の考え方とは、日本との違い。 アメリカが健全な株式市場を求めて試行錯誤してきた歴史、M&Aの考えた等が
わかり易く纏められています。
後半で日本の株式市場の有り方にも言及されていて示唆に富んでいます。
株式・市場を理解するのに良い本だと思います。
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