カスタマーレビュー
タイトルは「グリーンスパンのFRB」の方が相応しい バーナンキのFRB
FRBの生い立ちや、歴代の議長・現在の地区連銀総裁のプロフィール、政治との関係等資料的な価値はありますが、バーナンキ議長の今後の運営を占ううえでは、少し情報不足な感じがしました。
偉大なるグリーンスパンに関する記述がどうしても多くなっており、掲題のタイトルの方が本の内容にあっていると思います。
バーナンキ議長についてはそれなりの解説。現時点では充実した方だろう。FRBについては優れた解説書。 バーナンキのFRB
・現時点でバーナンキFRB議長について述べることは誰にとっても難しいことだが、彼のこれまでの発言を整理して解説しており、努力賞と言えよう。
・FRBの金融政策の変遷について丁寧に解説している。特に、 FRBの成り立ちの様子や、歴代のFRB議長が受けた政治からの圧力について述べた部分は、ちょっとしたドラマのようでおもしろい。また、薄々感じていたことだが、個々の政策委員が持論を表明できる日銀と、コンセンサス重視のFRBの違いが比較されており、役立つ。さらに、グリーンスパン前議長を神格化せず、彼の金融政策について冷静に分析しているところも長所。
・FRB以外に日銀、ECB、イングランド銀行などの金融政策についても適度に述べられており、参考になる。
バーナンキのこれからの政策のことはよく分からなかった バーナンキのFRB
題名の割には、ほとんどの章がバーナンキと関係のない、FRBの過去の歴史についての記述であり、これからのバーナンキがどのような政策を行うのかについて想像をかき立てる深く突っ込んだ話は無い。しかしFRBの歴史や構成や機能をさらっとなぞるには良い本なのかもしれない。経済について素人の私には興味深かったです。
バーナンキFRB議長を評価するヒントがある バーナンキのFRB
同じくバーナンキ議長を記載した本に『ベン・バーナンキ 世界経済の新皇帝』田中秀臣氏著がありますが、本書の方がFRBやFOMCの過去の歴史を踏まえ、幅広くバーナンキFRB議長の今後が記載されていると思います。バーナンキ議長がGスパン議長と異なる方法を導入しようとしていることも感じ取れ、日銀の制度との違い等の興味深い指摘も多く、金融市場で働いている人にとっては必読書と考えます。小生は、後輩に対して購入を勧めました。但し、一般投資家にはやや向かないかもしれません。
資料本として最適 バーナンキのFRB
アメリカの経済動向は世界経済に大きな影響を与えるだけに、グリーンスパン氏からバーナンキ氏に移行されて今後どのようになるのか考えるときに有効な資料となるだろう。まず今のFRB状況、変遷これからと分かり易くまとめている。これからのFRBの政策の経済への影響がどうなるか推測するよい資料になると思う。
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