カスタマーレビュー
展開が性急すぎるような気もするが青春小説としては秀逸 病葉流れて (幻冬舎文庫)
大学に入学した主人公がギャンブルにのめり込んで行く。
せっかく良い大学に入ったんだから、真面目に勉強して
就職すれば、将来は大企業の部長や取締役くらいには
なれたかも知れない。
でも、この主人公はそんな道は選ばなかった。
病葉という言葉が妙に合っている。
作者の自伝的小説と言うだけあって、酒、女、麻雀という
当時の大学生の生活ぶりにはリアリティに富んでいる。
ただ、この作品は主人公が大学に入学してから最初の
夏休みを迎えるまでの期間を書いている。大学に入学
してから麻雀を覚えたのに、わずか数ヵ月後には危な
そうな店で、千点千円のレートで筋者やプロ雀士と勝負
するというのは性急すぎるような気がする。
確かにギャンブルの熱気は伝わって来るのだが、少し
書き急いだのではないだろうか。資金の調達も都合良
過ぎる。実際にはこんなに上手くいかないだろう。
青春小説としては秀逸。麻雀を知らなくても楽しめます。
麻雀がしたくなる本 病葉流れて (幻冬舎文庫)
出張先で何気なしに手にした一冊だったが、どっぷりはまってしまいました。もともと麻雀好きの私はその主題に惹かれ読みはじめましたが、その麻雀の描写の迫力に引き込まれホテルで深夜まで読みふけっていた。思わず初めて一人でフリー雀荘に出向いたときの高ぶりみたいなものを思い出しました。これを読むと、しびれるような麻雀が打ちたい気持ちになりますよ。
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