建築界の巨匠ライトの足跡を、弟子であったブルースブルックスファイファーの文章と、美しいカラー写真で年代順にたどる本です。
掲載されている作品については、初期の自邸から晩年のタリアセン、タリアセンウェストに至るまでが、プレーリーハウス、ユーソニアンハウスの数々、落水荘といった名作住宅群、そしてグッゲンハイム美術館、マリン郡市民センターといった有名建築物を交え、ライトの代表作がほぼ網羅されています。
また、文章については、主観を抑え、客観的に説明されていますので、ライトがその作品にこめた意味がよくわかるようになっています。
また、特筆すべきは、カラー写真の美しさです。230ページ余りの本に20強の作品が掲載されていますので1物件あたりの写真は少なくなってし!まいますが、ライト財団が協力していることもあり、まさにその作品のベストショットというべき姿が掲載されています。
ライトファンはもとより、多くの建築ファンにお奨めしたい本です。