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伊藤博文と井上馨を軸に描く、「長州の攘夷」 青年―若き日の伊藤博文・井上馨〈上〉 (徳間文庫)
元治元年、ロンドンへ留学していた伊藤・井上が帰国するところ〜禁門の変直前までが上巻。
アーネスト・サトウ視点と長州側の視点と、交互に切り替わりながら進みます。
とにかく各キャラクターが若さで活き活きとしていて、青春の真っ只中。
人物描写も「青い好青年」方向で、よく言われる伊藤・井上の女好きっぷりはあまり強調されていません(笑)
その若々しさで一途に突っ走っては大人たちに振り回される。しょげそうになっても、凹んでも、最後には諦めない。満身創痍だけど当たって砕けろとばかりにぶつかっていく。胸を打たれます。
伊藤と高杉晋作はセンチメンタルに詩などを作って思案に耽っている姿が描かれているのですが、その浮き沈みの仕方は自分にも覚えがあるもので、青臭い志士たちが身近に感じられました。伊藤・井上(・高杉晋作)の友情も良いです。
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