この作品を読むと、人類の英知はまさに諸刃の刃になりえると言う作者のメッセージがヒシヒシと伝わって来る。また、遺伝子組み換え技術によって「生」への謎が解き明かされつつある今、人間の立ち入ってはいけない領域をはっきりと制限しなければいけないのかな、とも思える。やっぱり人間は、科学も大切だけど、それに見合う倫理観を身に付けないといけないなーっと思いました。
高価な人間ドックで健康であると太鼓判を押されたはずの人達が、謎の原因で死亡していく。
病気の進行は異常な速さで、誰も止められない状態。
でも病院の評価を下げる恐れがあるので、院内の政治的な問題も深く絡み合ってなかなか原因究明ができない…。
1ページ目からどんどん引きつけられ、あっという間に読んでしまいました。作者は有名なのに読んだことがなかったので、「掘り出し物また見つけた!!」という気分で一杯になりました。