リーダー格の掃除機、AM専用の目覚ましラジオ、明るい黄色の電気毛布、首が自由にまがる卓上スタンド、そして一番若くてピカピカの小さなトースター。 戻らない旦那さまを訪ねて都会へ出発するトースター達。数々の困難を乗り越えて、彼らは旦那さまに会えるのでしょうか?
電気器具達の性格と役割が明確に描かれていて、彼らのやりとりをすんなりと受け入れることができます。また得意技もほほえましい。
可愛らしい謎やドキドキする恐怖をすぎると、心温まる素敵なラストが待っています。ある程度の想像はつくと思いますが、根底には「物を大切に長く使いましょう」というメッセージが流れています。
主人公ちびのトースターのモデルは著者トーマス.M.ディッシュ愛用のトースターだそうですよ。大人も子供も楽しめるそんな一冊です。
電気製品の視点から描いた、ほのぼのした話。
別荘におきざりにされた電気製品が主人を探して旅をする。
電気製品は、人間の知らないところで動いているみたい。
電気製品なりに考えています。
人間にとても忠実な彼ら(彼女ら?)を大切にしようと、ふと思った。
挿絵のページだけでなく、本文上のスペースにも絵があって、
かなりかわいい。
かわいいもの好きの人には特におすすめ。
SFか?ということはおいておいて、この本が手にはいるだけで幸せです。主人を想う家電製品達がけなげでけなげで、読後に電気毛布に優しくなれます。最後には皆幸せですから安心して読んでください。