エディターレビュー
誰にも、許せない人や大嫌いな人はいるだろう。それは、自分の似た部分を無意識にその人に感じているからだ。そう言われたら、あなたはどう思うだろうか。なるほど、そうだったのかと納得するか、そんなことあるわけないと反発するか。 人は誰でも、自分の中に隠された部分を持っている。それは、家族や社会から提示される理想の自我像にはそぐわないものとして、抑圧され、意識下に押し込められている。心理学者はそれをさまざまに名づけてきた。「影」「他我」「下層の自己」「暗い双子」「抑圧された自己」「イド」。しかし、この「影」に向き合うことこそが必要なのだ。著者であるデビー・フォードはそう提言する。 自分には欠点がある。自分には価値がない。「影」が発するこのメッセージを人は認めようとしない。しかし、自分の「影」を白日の下にさらして、自分の欠点だと思い込んでいたことを長所として捉え受け入れることで、本当の自分への扉を開け、より大きな世界を生きることができるのである。 ?「影」をさらけ出す第一のステップが、「投影」(=自分の一面を他人に転嫁して否定すること)している自分の「影」と向き合うことだ。あの人は意地悪だから我慢ならない。そう思っている自分は「あなたは意地悪だ」と言われてひどく傷つくのではないだろうか。「どうしてわかったのだろうか?」と。 しかし、「意地悪で得することは何だろう?」と考えてみてはどうだろう。最初は受け入れるのに時間がかかるだろうが、やがては意地悪な自分に振り回されるのではなく、うまく利用できるようになるだろう。 著者は、10代のころは依存症に悩み、それを克服し、現在は自分の「影」と向き合うセミナーの指導にあたっている。章ごとに登場する、自分自身の影と向き合うための9つのエクササイズは、さまざまな症例をもとに開発されており懇切丁寧だ。 原題は『The Dark Side of the Light Chasers : Reclaiming Your Power, Creativity, Brilliance, and Dreams』。重苦しい不安を抱えて生きる現代人の多くの支持を集め、アメリカではロングセラーとなっている。(篠田なぎさ)
カスタマーレビュー
周りは自分の鏡。 「嫌いな自分」を隠そうとしてはいけない
全体的に文章が長いですが、書いてあることは
すばらしいことが書いてあります。
私、あの人の出しゃばりな所が嫌いなの。
子供のころに、親にでしゃばるな!と言われ、でしゃばっちゃいけないんだ、と教えられて育ちました。
そして自分がでしゃばることを抑え付けているところに、平気で
上から友達がでしゃばったりすると、腹がたってしまいます。
自分のでしゃばることを解放することです。自分のでしゃばることを受け入れることです。
シャドウについて詳しく書かれた良書 「嫌いな自分」を隠そうとしてはいけない
心理学でいう「シャドウ」について詳しく書かれた良書。 字数が多く、活字が苦手な人には少々とっつきにくいかもしれないが、嫌いな人が多くて悩んでいる人にはぜひ読んで欲しい。あなたが嫌いな人を減らしていきたいと考えているなら、この本は必ず手助けをしてくれるはずだ。
自分の心の中を知るために 「嫌いな自分」を隠そうとしてはいけない
「どうしてあんなことするのかしら!信じらんない!」 人の嫌な部分って、目に付くとすっごくイライラしますよね。 でもそれは、自分が直さなきゃいけないと感じてるからこそ 強く刺激されて、反応している、というちょっとエッ?と思う本。 でも、読んでいくうちに、「そっかぁ。自分が全然気にしてないことなら、 相手のしてることも気にならないもんなんだ」と気づかせてくれます。 自分の中にある嫌な部分に向きって、見つめ直してみたい人にお勧めです。
嫌いな自分、嫌いな人がいるほど可能性がある! 「嫌いな自分」を隠そうとしてはいけない
嫌いな人、嫌な部分、逆に憧れている人、羨ましいって感じる事を自分自身 で押さえつけてしまう。逆に口に出してしまう。 それらの事は、自分自身の可能性に気づくヒントだと教えてくれています。 素直な自分でいる。自分のすべてを受け入れる。 って重要だとわかっていても、なかなか解るようでわからないですよね。 自分では解った気になっていることも多いですし。 本当に解ったかは、自分が毎日過ごす中での感情と向き合う事で、理解でき るようになり、自分の才能にも目覚める事ができるようです。 自分の生い立ちが幸せと感じられなかった。 今の自分が、何か足りない気がしている。 それらをすべて、自分自身で解決していけるすべを教えてくれます。 人間関係で少しでも!!悩んだ事がある人は、必ず学ぶべき事がこの本にはあります。 あーしなさい。こーしたほうがいいと奇麗事をならべた自己啓発書より 何倍も、いいと思います。 読みやすさの中にも、深さがありますよ。
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