全裸になって、読者を魅了する写真集として、高岡早紀、宮沢りえの作品があげられる。一方で、この作品のように、裸にならなくとも、男心をくすぐる写真集がある。これは、開脚、後背位はもちろん、小物を挟んだ口、目隠しした表情、あごを仰け反らせた首に視点をあてるなど表現力豊かな出来ばえとなっている。
あえて、被写体の魅力である、清楚な表情、美脚、長い髪、容姿にこだわらずに、しぐさ、体位を工夫して作っているアイデアが良い。アップで写しているので、まるで、目の前に被写体がいるような錯覚を演出している点も素晴らしい。
大胆なカットもあり、価格を考えれば充実した写真集。
でも身体の一部分(足とか口だけなど)を接写したカットが多く
全身あるいはバストアップで顔まではっきり見えるものは少ないのが残念。
袋とじのページも接写に終始していて、そこが勿体なく感じられる。
また、表紙の写真は割とすっきりしたメイクなのに
中はちょっとメイクが濃い目ということも考えて星を一つ減点。
インタビューページでは学生時代のことから最近の映画出演まで
色々なことが分かり、既にファンの人も月刊シリーズでファンになった人も
原史奈のことが良くわかる内容となっていてよくまとまっていると思う。