カスタマーレビュー
夏休みのほろ苦さ 鉄塔 武蔵野線 (新潮文庫)
一部の方々の間にはかなり有名な作品である。
何が有名か。
この作品
文学賞受賞を狙う人たちへ
こういう方法論もあるのだと
画期的な提示をしてくれた作品なのである。
第6回ファンタジーノベル大賞受賞作。
内容は
小学校5年生の少年が
鉄塔に魅せられ
番号がついていることに気がつき
1番まで順にたどって
たどり着いてやろうと
思うだけならともかく
そいつを実行してしまったという
作品である。
ちなみにそれだけの作品。
賛否両論うずまいたことも頷ける。
文体はやや昔の少年少女向け物語風。
語りかけがやさしく
けれど今の子供たちにはまどろっこしいかもしれない。
読みやすいかといえば読みにくい
途中何度も挫折しそうになった。
なんせ
アクシデントは種々あれど
パターンは決まっているし
延々と数字を突きつけられ
そいつが1になるまでは
この手の描写が続くのだと思うと
うんざり
鉄塔の描写も
最初は興味を引くが
あとはもう
勝手にしてくれの世界
それでも最後まで読みとおす。
で発見。
多分意識的にそうしたわけではないのだろうが
完璧に作者と登場人物とシンクロさせられていた。
数字を突きつけられ
あと(鉄塔)何本分読まなければいかんのか はあ
という思いを抱かされたが
これ自体が実は
あと(鉄塔)何本分歩かねばならない という
登場人物(=作者)の思いだったのではなかろうか。
夏休みというものへの
ほろ苦い思い出
そうしたものも
もちろん感じさせつつ。
万人に勧める作品ではないけれど。
初版で買いました 鉄塔 武蔵野線 (新潮文庫)
単行本で出たときに買いました。 ラストが違ってまして、現行のは好きではありません。 そして映画は…全体的には好きですが、余計な離婚だなんだとか 大人の事情を入れすぎて嫌な感じをうけました。 男の子の夏 です。
懐かしい気持ち 鉄塔 武蔵野線 (新潮文庫)
二人の兄弟が送電線の鉄塔をたどる冒険譚。 探検心をくすぐる展開で、わくわくしながら読み進みました。 鉄塔を擬人化するあたりは、宮沢賢治の作品を思い出します。 読後は、懐かしい気持ちになる作品だと思います。
アイディアの勝利 鉄塔 武蔵野線 (新潮文庫)
徹頭徹尾、鉄塔の小説。写真満載なので、鉄塔マニアには垂涎の書と思われます。鉄塔に強く惹かれる子供が、誰にもたよらず一人走り続ける姿は感動を呼ばないではないけれど、鉄塔に興味ない自分は途中で飽きてくたびれました…ゴメンナサイ。 ラストはリアリティが疑問でちょっとおとぎ話系かも。
わくわく冒険記! 鉄塔 武蔵野線 (新潮文庫)
ついつい何度も読んでしまうような本です。二人の少年のおもしろい冒険記!いろんな出来事があって面白い。一度読んでみては?
最新レビュー 鉄塔 武蔵野線 (新潮文庫)
鉄塔 武蔵野線 (新潮文庫)を買った人はこんな商品も買っています
関連ページ
|