カスタマーレビュー
いつまでも若々しくあるために! 脳が若返っていくための処方箋が一杯あります。 脳は若返る―最先端脳科学レポート (新潮文庫)
昔から、成人の脳細胞は毎日10万個ずつ死滅していくと言われている
が、脳科学者のなかでそのような「俗説」を認めている者はほとんど
いないと著者は言う。
・加齢が進むにつれて、もの忘れがひどくなるとか、感動や興奮をし
なくなることがあると言われているが、それがすなわち「毎日10万個死滅」の根拠と
は医学的には言えないらしい。
・むしろ先端の脳科学では、人は大人になってからも新しい神経細胞
(新生ニューロン)が日々生まれることが確認されている。
・正しい脳のアンチエイジング活動さえ行っていけば、私たちの脳は
むしろ若返っていく、というのが著者のメッセージである。
そのための処方箋として著者は次のようなことをあげている。
・恋をする(性ホルモンの分泌が脳にはものすごくよい)
・新しい挑戦をする(仕事でも趣味でも)。決して「もう年だから」などとは考え
ないことが若々しくあるためには大切なことである。
・適度な運動をする。室内運動ではなく、外で光を浴びてジョギングやウォ
ーキングするのが良い。
・睡眠時間を確保する(昼食後の昼寝は最高)
・脳によくきく食べ物を摂る(ポリフェノール、魚、アミノ酸など)
この処方箋な、いずれも、なるほどなとうなずけるものである。
ただし、熟年者に不倫ではない、「恋をする」することは、なかなかの難問である。
この問いに対する答えは本書を読みながら、読者一人一人に考えていただきたいと思う。いくつになっても夫婦円満でお互いにほのかな恋心を持ち続けられたら理想なのだろうとは思うのだが。
「大人の脳の鍛え方」(ベストセラーズ(2005刊))の改題・文庫化 脳は若返る―最先端脳科学レポート (新潮文庫)
脳のアンチエイジング(老化防止)とその実践法について平易に説明しています。大人になっても新しい神経細胞(新生ニューロン)が日々生れることが確認した著者は本書で「しっかりした記憶力と判断力」「若々しい活力と好奇心」「長い人生をいつまでもエンジョイできる充実感」の重要性について語っています。また「どうして物忘れが増えるのか?」「どうして気力が低下するのか?」「年をとっても脳は成長するのか?」などの素朴な疑問に対する答えを載せています。
【主要目次】
1章 あなたの脳年齢(「脳年齢判定テスト」と判明した弱点の実践的克服法)、2章 脳のアンチエイジングとは?、3章 脳の老化をコントロールする、4章 年をとるほど頭がよくなる、5章 ストレスに負けない脳にする、6章 「元気な脳」のつくり方
「"物忘れ"は"思い出せない"のではなく、"しっかり覚えようとしていない"のだ」という言葉には納得ですね。若い頃は丸暗記(意味記憶)でOKだったのですが、年を重ねると丸暗記力がどうしても衰える、そこで自分の経験や感情や伴う覚え方(エピソード記憶)を活用すれば良い、という処方箋が示されます。(円周率πの記憶術も、単なる数字列の丸暗記ではなく、数字列をゴロ合わせ等でストーリー仕立てにしてイメージを活用して覚えたりしますね、正にアレです!)この他、「脳を如何にいたわると良いか」について解説されています。「海馬」(池谷裕二, 糸井重里)・「脳が教える! 1つの習慣」(ロバート・マウラー)などの関連分野の本を既に読んでいるので知っている内容も多かったですが、良い復習になりました。初心者にも易しい内容です。
「脳とは、その新鮮さだけを競うフルーツジュースのようなものではなく、熟成するほど価値の高まるワインのようなものなのです」、けだし名言ですね。(^-^)v
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