この本は一般書ですが、私はこれを、小学校の読み聞かせに使っています。
読み聞かせの活動をしている人の多くが、絵を見せなければ幼い子供たちの興味を引けないと言っているようですが、私は1年生相手にも、この本を絵も見せずにただ朗読します。
子供たちは、それはそれは真剣に話に聞き入ります。
ただまじめに静かにしているのではない証拠に、面白いところでは笑い声が上がります。もちろん興奮して騒ぎ出すこともありません。
一言も聞き漏らすまいとしているのが、わかります。
普通の読み聞かせ活動をしている人々にとっては、こうした「子供にとって本当にポピュラーな本」は邪道で、たぶん「読んだこともない」かもしれませんが、もし機会があったら試してみてください。
ただ残念なには、この本は一般書でルビがなく小学生低学年を読者に想定していないことです。
著者の首藤剛志さんは、ポケモンのアニメの脚本を担当されて
いるかたの一人です(映画では「ミュウツーの逆襲」「ルギア爆
誕」。テレビ版でも多くを担当されています)。
この本は、アニメの1〜3話をもとにし、それにアニメでは
語りきれないポケモンの世界観を語った・・・という感じです。
「小学校を卒業すると大人として扱われる」「サトシのパパは
トレーナーを目指したまま帰ってこない」など、
えっ、と驚くようなことがいろいろと書かれています。
個人的にはポケモンの世界を広げてくれて好きなのですが、
読む人によって好みが分かれるものだと思います。
ゆえに星4つとさせていただきました。
ちなみに2巻まで出ており、そちらもおすすめです。