ポケモン、踊る大捜査線などが「どうして成功したか?」というよりも「こうこうこうやっていって、結果うまくいきました」という結果論(悪い意味ではないが)に終始しているのが若干物足りないような印象を持った。
けれどコンテンツビジネスに関しての参考資料として、興味のある人間が読めば間違いなく役にたつ一冊だろう。
後半は専門的な話題が多くて、専門書かな〜と言う感じですが、第1章のトッププロデューサーインタビューが、ジブリの鈴木氏・ポケモンの生みの親の石原氏・踊る大捜査線のプロデューサー亀山氏という大ヒット作の面々。それぞれの裏話なども読めて、とてもおもしろかったです。
「コンテンツ・ビジネスって、一体何?」という素朴な疑問から、この本を読み始めたのだが、国によって、あるいはヒトによって解釈が微妙に異なる点がおもしろかった。
逆にこういうことが差別化につながるのだろうと思う。
国家的な認知、法律、諸外国の現状など、さまざまな面からのアプローチで、「コンテンツビジネス」という定義を試みている。
この書で「コンテンツビジネス」を整理し直したところに、未来が見えてくるのでは?
「コンテンツビジネス」について書かれてある本書ではあるが、読んでいるうちに、日本経済の閉塞感とすごくダブってきてしまい、問題点に共通項があるような気がしてきた。