カスタマーレビュー
失恋をバネに... ドラゴンフライ (集英社文庫)
室井さんの作品の中でこの作品が一番個人的に大好きです。で7主人公のリュウはなんてバカな子だろう失恋してホステスして整形して ヒドい目にあわされて...と思う反面リュウのように生きてみたいと思ってしまいました。
未知の世界 ドラゴンフライ (集英社文庫)
夜の銀座という世界は、私には未知の世界。
不思議とこの室井の夜の銀座という世界に飲まれていく。
表向きは煌びやかな銀座。
女たちの影の戦い。
嫉妬。闘争心。
気がつけばあっという間に読み終えてしまった。
こういう類の小説は初めて読んだが、知らない世界観に驚いた。
面白かったと私は思う。
ビギナーズラック、かな? ドラゴンフライ (集英社文庫)
室井 佑月さん、女性誌に書いていた「掌編」が面白く、読んでみたいなと、気になってはいた。何を読んだらいいのか分からなくて、アマゾンのレビューも読んでみたりしたけど、手が出ずに、読んでいなかった。偶々入った本屋さんで見つけて、この「ドラゴンフライ」を買い、面白かったので「ああ〜ん、あんあん」と「血の花」も読んだ。最初に読んだからなのか、初期の作品だからなのかは分からないけど、この本なら、人に勧められる。ただ単に、私の好みと言うだけかも知れないけど。
今、龍が飛ぶ ドラゴンフライ (集英社文庫)
次々と無惨なシーンが描写され、読み手の加虐心が突き動かされるため、一気に読めてしまう。
室井氏にしては初期の作品だが、短編やエッセイなどを多く書いていた頃の長編ものである。まるで、短期間に勢いで書いたかのような、著者の衝動感が伝わってくる。その衝動感ゆえに、あまりにこの世界を表現する力に満ちていて、長編としても完全な作品に仕上がっている。なんという完成度だ。煙草や宝石などの小物がこの上なく効果的に使われ、私はそれらを実際に目にすると、ふっとこのヒロイン(リュウ)を思い出して切なくなってしまうほどだ。
リュウがいよいよ位の高いホステスになっていく過程で、黒服のドウメキにくわえ煙草を注意され、返した「それはドウメキさんの個人的な意見?」というセリフなど、執筆中の著者の執念が形になって見えるようで、おそろしく思えてしまった。
ちなみに本書の装丁、リュウだと思われる女の子が翡翠の指輪をして涙を流している写真。マスカラが落ちてどす黒く下まぶたを染めた少女の、あどけなさが残る手に光っている翡翠は、ただ、切ない。
チャーミングな室井さん ドラゴンフライ (集英社文庫)
メディアで、可愛い顔でずばずばきつい事を言う室井さん。結構好きな女性である。とにかく甘え上手だけど媚びていない。自分の意見をしっかり言うけど、人には押し付けない。そんな「付き合い上手」は彼女の様々な人生経験から生まれたのだろう。 この小説は「銀座の女」の話である。一生私には縁がないだろうし、全く知らなかった銀座の水商売の世界の一旦を垣間見れ、とっても勉強になる一冊。 室井さんは昔、銀座でホステスをしていた経験があるので、この小説の中でどこまでが実体験なのか、考えるのも楽しい。
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