カスタマーレビュー
涙・涙・涙・・・・ フランダースの犬 (子どものための世界文学の森)
子どもの読み聞かせにと思って購入しましたが、読み進むうちに、涙・涙で、続きを読むのが難しい程でした。
貧しくつらい生活にも決して損なわれることのないネルロの純真さ、優しさ、そして強さには、最後の最後にはきっと幸運が訪れて欲しいと祈らずにはいられないのですが、やはり運命は残酷です。
翻訳の榊原晃三氏が冒頭の「みなさんへ」の中で、「ネルロとパトラッシェはいっしょうけんめい生きようとしたのに、なぜ死ななければならなかったのか?そこをよく考えて見ましょう。」と書いてありましたが、本当に、なぜこのような結末を迎えなければならなかったのか、深く考えさせられる物語です。
コゼツだんな一人が悪役として目立っていますが、自分で善悪を判断しようとせず、強いものになびいて行動している村人の、無関心・無視の態度も明らかに悪だと思います。
でも振り返って考えてみると、私たちの実際の生活の中で、このような無関心という悪はあらゆる場面で横行していないでしょうか。
また私の主人は、子どもの頃は全く自分とかけ離れた悪人としか見えなかったコゼツだんなが、大人になった今改めて読み返してみると、そういう態度もあり得るかも知れないと、ある意味自分がコゼツかも知れないと思え、とてもショックだったと言っていました。
恵まれない家庭環境で非常に貧しい生活を送っている子ども、想像するに恐らくボロをまとい、清潔もあまり行き届いていないであろう子どもと自分の子どもが親しくする時、果たして親として交友を制止したい思いが全くないと言い切れるか、コゼツほど極端でないにせよ、できれば近付いて欲しくないと思う親は多いのではないでしょうか。
子どもにはもちろんのこと、大人の方々にも改めて読んでもらいたいと思える名著です。
榊原さんの名訳 フランダースの犬 (子どものための世界文学の森)
いろいろなフランダースの犬があるなかで榊原さんの名訳は一読の価値がある。甘さだけでもなく、こどもっぽさだけでもなく、作品の読み比べとしても面白い。
名作中の名作! フランダースの犬 (子どものための世界文学の森)
この本の表紙を見て、なんか古臭い・・・・なんて思っている人! その考えは完全に間違っている。名作だけにたくさんの本が出ているが、 これはどこがいいかというとまず絵がいい! カラーがいいとか思う俺でも白黒の絵を見て「すっげーーーーー!」 って思ってしまった、味があるのだ これから買う人!!!これをすすめます
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