ムーミンの童話シリーズの中から、もっとも印象深い言葉や、冴えたひらめきなどがたくさん詰め込まれた本。
詳しいキャラクター紹介がついているのがうれしい!著者のヤンソンさん自身によるあのオリジナルのイラストもほとんど全ページに掲載されているのもかわいらしいです。
物語の中から素敵な言葉だけが抜き出されているだけなのでストーリー性はないのですが、次から次へといい言葉が出てくるので、あっという間に読めます。
ここで私が特に気に入った言葉をいくつか紹介しますね。
パンケーキにジャムをのせて食べるひとが、そんなに危険人物であるはずがありません。
「すべて楽しいことは、お腹にいいのですよ!」
わたしは、たまらなく幸せでした。この幸せがすぎなければいいのにと、心配する気さえおこらなかったほど幸せでした。
う〜ん。
ムーミンって哲学的な部分があるんですよね。
そんな意味で子供には、まだこの本は難しいかもしれないですね。
ムーミン谷の住人が、ふと言った何気ない言葉があふれている。それは、ときにやさしく透き通っていたり、自然の摂理を説く『ワビ・サビ』の世界だったりする。一つ一つがじっくり考えさせられる言葉ばかり。本書は前半14ページまでにムーミン谷の住人紹介があり、白黒のイラストをまじえ名言集が続く。また、誰による言葉かと出典作品が明記されているものが多いので、本自体を読んだことが無くてもわかりやすい構成になっている。あらためて、『ムーミン』の奥深さを感じずにはいられません。