カスタマーレビュー
これが最終巻・・。 生まれ来る子供たちのために (講談社ノベルス)
純菜シリーズは結構のめり込んで読みましたが、
前作「地球人類最後の事件」からちょっと方向がズレた気がします。
最終巻で左翼や右翼の思想描写が多くなり
八木の性に対する描写が多すぎて「これなんの本だっけ」と思うほど。
なぜ最終巻でこの内容なのか・・・。という不満は否めません。
最後に純菜のする行動も「純菜はこういうことするかなー」と私には
ちょっと違和感がありました。
直前の事件(?)で起こす行動だとしても腑に落ちないです。
最終巻だからまとめたいけど普通の終わりじゃつまんないからこうする、という
意図が見られてちょっとガッカリ。
このシリーズを読破するいう面では読む価値があるかもしれません。
エピローグが強い余韻を残す 生まれ来る子供たちのために (講談社ノベルス)
シリーズ9の作目,本作にて最終巻となります.
主要人物らの名前がついたいくつかの章では,彼らの視点から物語が描かれており,
それぞれの物語が迎えるそれぞれの結末には,なんとも表現しがたい感情を抱きます.
ただ,どれもこれまでを振り返ることが多く,最終巻にしても多すぎのように感じます.
また,終盤には主人公をはじめとし,物語の謎なども明らかになっていくのですが,
正直なところ,それらがわかるころにはもはや繋がりなどはどうでもよくなっており,
いくつもの物語の『結末』に,希望や絶望,さまざまな思いを巡らせることになります.
そしてエピローグとなる最後の章では,1巻でのとある場面を再び描いて本作は完結.
あの明るい未来を予感させた場面から,まさかこういう結末になるとは予想もできず,
当時には描かれなかったエピソードとも相まって,苦いあと味がなおさら強く残ります.
しかし,シリーズの中盤以降はついていけないことが多く,本作にもおいてもそれは同様.
ほかにも不快な表現や政治思想などが多く,万人におすすめできるシリーズではありません.
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