カスタマーレビュー
面白い!が、ラストが惜しい! エッジ 上
「リング」という怪物的にもの凄いホラーを書いた鈴木さんですが、どうもその後のシリーズ
は気が抜けてしまったような感がなきにしもあらず。並の作品では続編として霞んでしまうく
らい傑作だった「リング」なので、気の毒とも言えるのですが^^;
さてホラーを封印して10年、鈴木ホラーがまた帰ってきたらしい。
なにかこの「エッジ」は読む前からよさげな期待感があったのです。
うんうん、これは好物でした。
声を大にして言いますが、万人向けとはとてもとても言い切れません。
大森望さんは、駄作と切って捨てられたようですし。壁本にされても、文句は言えないような
結末。
でもね、3分の2くらいまでは本当に面白かった。結局大風呂敷を広げすぎて収拾がつかなく
なった、というか、この結末に至る過程の大風呂敷こそが、この作品の読みどころ・・・と言
った方がいいのかもしれない。
鈴木光司のエネルギーの強さのようなものに、また触れることができたのは、嬉しい体験でし
た。SFテイストが強いこの作品、ところどころにホラー的趣向も散りばめられてかなりゾク
っとする部分もありました。
B級ですが、読んで損したとは思いません。
こういうでっかい嘘を構築してくれる作家、他にはあまりいないんじゃないでしょうか
万人受けの作品を狙っていない エッジ 上
286頁の厚さは物語に引き込まれれば何てことない量になるのだけれど、この作品のように常に現象に対する説明挿入が多いと閉口せざるを得ない。
「ぼくは相対論も量子力学も理解していない。でも、生きていく上で、困ったことはなかったな」と、266頁で羽柴にこの台詞を言わせているからには、鈴木光司もこの作品が万人受けしない事を覚悟で書いたのだろう。
日本だけでなく世界中の失踪事件に挑んだこの本、上巻は身近な熱海で集団失踪という所で終わるので、気になって下巻に進まざるを得ない。
つまらなかった エッジ 上
物語に入りにくく、つまらなかった。勿体無いので、何とか上下巻読み切ったがたいした結末でもなく時間の無駄でした。
期待とは別 エッジ 上
期待していましたがリングのような驚きはありませんでした。正直、文庫版まで待っても良かったと思っています。
その多くが宇宙論、量子物理学の解説と、それに基づく本書の整合性を保つために費やされていました。ダン・フーバーの『見えない宇宙』を読んだ後だったので、どうしてもこじつけがましいところが見えてしまいました。
日本の大作映画にも共通しますが、宇宙規模、世界規模の災害が、小さな日本の中での物語だけで語られるので、リアル感や切迫感が足りていないと思いました。こういう災害を扱う場合のアメリカの作家や映画はよく出来ていると対比して考えさせられます。
輪廻転生、ループものはSFの王道だが、結末が貧弱 エッジ 上
鈴木光司久々のホラーということで、手に取りました。父親失踪という傷を持つ主人公が、失踪事件を追ううちに大きな異変に築き巻き込まれてゆく。天文学、数学、物理学、古代史など十分に調査した上で構築される物語は、リアリティがあり、ひきこまれましたが、父親失踪の秘密と、エンディングがしょぼくって、がっかりしました。結局、転生ものですか?大金払って、買って読む代物ではありません。図書館で借りて、読む程度の本でした。
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