カスタマーレビュー
正統派ガンダム 機動戦士ガンダムUC 1 ユニコーンの日(上) (角川コミックス・エース 189-1)
ガンダムファンでしたが、小説は初めてです。
歴代のガンダム史の正統派で、シャアの反乱の3年後が舞台となっています。
特徴として、ADからUCに切り替わった時からの話で始まっており非常に興味深い作品ですね。
著書の福井晴敏さんの文章もやはり素晴らしい。
スタートの流れは、やはり歴代ガンダムと同様のスタートですが(少年が戦火の中で偶然出会う)、今回はそれぞれのキャラクターの重みがあり複雑に絡み合っています。
今後の展開が非常に気になります。
大人のガンダムと言うキャッチフレーズは意味が解りません。
ガンダム世界の成熟を加速させる記念碑的作品 機動戦士ガンダムUC 1 ユニコーンの日(上) (角川コミックス・エース 189-1)
ガンダム・ワールドは、既にサブカルチャーの一ジャンルとして定着している。このサブカルの可能性を一流作家が更に、既存の文学に進出させた。このシリーズはやがて学校図書館にも堂々と陳列されるだろう。ガンダム・ワールドは経済的認知だけでなく、文化的にも認知されることになったのだ。
福井作品としては、言葉が柔らかく、軽快である。決してジュニア物というわけではないが、非常に読みやすい。安彦氏のイラストも、とてもうれしい。テロあり、秘密結社あり、なぞの箱、お嬢様、出生の秘密と、面白い物語必須アイテムが満載。
参考になったレビューに多少の違和感が 機動戦士ガンダムUC 1 ユニコーンの日(上) (角川コミックス・エース 189-1)
前半 作品レビュー】
ガンダムは小説が面白い。絵が安彦良和でCCA直後の宇宙世紀、
ひいては宇宙世紀そのものの歴史にせまるお話です。
小難しいことはこの【前半】ではぬきです。
純粋に、連邦系、ジオン系のラインが濃厚に出たMSが久しぶりに見れたことでもう感無量です。
変形する百式であるδプラス、クインマンサの発展型であるクシャトリヤなど、
やっぱり宇宙世紀のMSはかっこいいと再認識させられます。
さて、ヒロインの女の子、どっかで聞いたことある名前ですが、
その前に・・・どっかで見たことありません?
さあ読んでのお楽しみ・・・。
【後半 レビューに対する感想】
ウッソ氏のレビューは他の巻のものもざっと読んで、
「なるほどそうとも言える」と共感する反面、
「それがすべてではないだろう」という印象も受けました。
私は、最近のガンダムは、美少年美少女ばかりで0083のガトーや08のノリスみたいな渋いおっさん成分が足りないな、と常々思っています。
指摘する点は違えども、「最近のは何か違うよな」という感想は私も持っているのです。
ただ、それを、昔のアニメーター、作家は普通の社会感覚、世界の複雑さを知っていて、今のアニメーターや作家はアニメ漬け世代のヲタクだからそういったものがない、という二元論で語るのは少々大雑把な気がしたのです。
そもそも世界は複雑なんだから、二元できるものではない、はずなので。
最近のアニメも、例えば「マクロスF」の監督は河森正治氏です。日本を代表するメカデザイナーかつ、監督です。
河森氏も富野氏との影響を受けているようで、「アニメを作るならアニメは見るな」と講演で聞き、「事実アニメを3年間見るのをやめた」ことがある(ウィキペディア引用)そうです。
こうしたエピソードから、ウッソ氏の指摘は的を射たものだとは思います。でも、それがすべてではないはずです。
時代の変化もありますし(実に1stから30年です)、どうしても人は昔の作品を美化してしまう。(UCは新作ですが、ベースは宇宙世紀なので一応昔の作品ベース、という解釈です)
またバンダイの戦略も内容に非常に大きな影響力を持っています。
(UCは大人のガンダムとして作られてますし、SEEDや00は子供〜青少年向けに作られています)
ウッソ氏が「最近のはなんか違う」と思うのもバンダイの戦略のうちかもしれません。
また、作品の方向性に大きく関与する監督や脚本などを手がける人たちは、当然チームを率いて仕事をするし、外部との折衝もあります。
そうした人たちを一くくりに、「最近のアニメーターはアニメ漬け世代のヲタクで世の中を知らない」と呼ぶのはやはり違和感があるなと、そう感じました。
アニメの初期世代であり、アニメも好きなはずなのに、文芸とライトノベルをやたらと差別したりと、「いわゆるヲタク的なもの」に対する偏見があるように思ってしまいました。(そうでないのなら、すみません)
UCがいい作品なら、UCがいいと言うだけでもいいはずなのに、どうして若い世代への偏見や批判もいっぱい書いてしまうのでしょうか。
私も1年ほど前まで、ヲタク文化に偏見がありましたが、ニコニコ動画などでアングラな創作活動のクオリティの高さや、並々ならぬ熱意と努力を知り、「バンドの練習や部活に没頭するのと変わらないじゃん」と思えるようになりました。
世間的に「ちょっと痛い」萌え系の趣味があったり、創作をしていたりする人も、意外と普通のサラリーマンだったりするものなのです。
消費するだけのニートキモヲタやネットリテラシーのない人間には閉口しますが、そうでないヲタク文化の担い手に対しては、偏見なしで敬意を払いたいものだと今では思っています。
若輩者が生意気なことを言ってしまいすみません。こんな意見もあるんだ程度に思っていただければ幸いです。
本格的なガンダムの小説です 機動戦士ガンダムUC 1 ユニコーンの日(上) (角川コミックス・エース 189-1)
ガンダムの小説を読みたい人にとってはこれ以上のものはないといっていいほどの良作です。
つまらない独善的な内容でもなく、ただのオタク根性丸出しな不可解な展開をするわけでもありません。
ガンダムをさらに知りたい人にはぜひおすすめしたいと思う、そんなすばらしい作品です。
ただ、文章が丁寧なので物語は一般的な小説より長いです。
意識的に読まなければならないことは明白で、
「アニメが好きで本が苦手」という私みたいな人には敷居が高いかもしれません。
そんな方にもノイローゼにならずに読んでほしいのでもう一度いいます。
すばらしい作品です。
今までのガンダム小説が総じてテレビシリーズとずれのある
二次創作もののような内容であった(富野監督の性格が原因かも)のに対して、
この作品はテレビシリーズの世界観の中にリアルに奥行きを持たせてくれます。
ちょっとした人気ライトノベルでよくあるようなマンネリ化した文体ではありません。
作者はガンオタの喜ばせ方を知り尽くしているかのようです。
正直私には文学作品の良し悪しを語れるほどの教養がないことを自覚しており、
文章が”甘い”とか”秀逸”とか紹介されている作品を読んで共感したことはほとんどありません。
でも20代B級ガンダムオタクである私にとってこの作品は、
布教用に3セット購入したいほどのすばらしい作品なのです。
興味をもたれた方はガンダムUCのオフィシャルサイトで概要をみてみてください。
その上で1巻を購入し、あとはガンダムユニコーンセット購入という道をおすすめします。
あと、やっぱり視覚的にたりない!、と思ってしまう方は
映像化を待ち望むか
プラモをがんばって完成させるか
ずぼらにユニコーン関係の画像を検索する
のが良いでしょう。
少なくともいずれゲームには出るはずです。
駄作 機動戦士ガンダムUC 1 ユニコーンの日(上) (角川コミックス・エース 189-1)
いきすぎたガンダムオタクが、ガンダムをつくると、こうなる。ということがよくわかる作品です。
とにかく出てくる旧作品のキャラクター。ミネバを出し、あげくのはてにシャアそのものが出てくる。 とにかく出てくる旧作品のモビルスーツ。新モビルスーツは全て、ありきたりなデザインで新鮮さがない。 とにかく出てくる旧作品の名台詞。
まさしく同人誌レベルな作品です。
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