第1集「せつなくて」が気に入ったので、第2集も購入。
写真に関しては、こちらの方が過激なものが少なくて良いかも。
内容は1集と同様、現代語に「訳」ではなく「リミックス」されています。
2集を読み始めて思ったことは、問答歌の面白さ。
「この二人は女性の方が強気だな」、「この人の方が上手だな」と、
読み手の性格まで想像してしまいます。
フジテレビでこの番組をやっていて、それがとても好きでした。
また放送されるといいなあ…
「恋ノウタ」シリーズ第3弾「つのる想い」を読み、気に入ったので、
この第2弾「愛しくて」も読んでみようと思った。
第3弾が、私には衝撃的だったので、かなり高い評価をしたが、
この「愛しくて」は、冷静に読めたためか、全60首のうち、
『上手いな』と思われる訳は、半分あるかないか程度だった。
最初の5首は特別いいし、ほかにも何首かうまい訳もあるが、
訳者の力量が足りないのか、訳詩にリズム感が無いため、
読みづらく読んでいてしっくりこないものも多い。
原文と遠くかけ離れたような訳のものには、違和感さえ感じ、
「現代語」訳過ぎて、原文の良さを台無しにしているものもある。
結局、「ポップスの歌詞のような感覚」にこだわったことが、
全体的には成功したとはいえない気がする。
かえって、写真と「現代語訳」だけにした方が、良かったかも。
写真は第3弾の方を先に見てしまったので、この第2弾はやや劣る。
でも、気楽に気軽に万葉の恋歌に親しめる点では評価できる。
第2弾「愛しくて」で気に入ったものを一つ。
信濃なる 千曲の川の 細石も 君し踏みてば 玉と拾はむ
(訳)たとえ川原に落ちている ただの小石だったとしても
あの人が踏んだ小石なら ダイヤと思って拾いたい
知り合いからプレゼントされた一冊です。万葉集の歌から「愛の歌」を六十首ピックアップして、現代風に訳してあるのですが、これがまたいいんです!昔の人は、とても情熱的だったんだなぁと感じさせられます。また、そえられている写真がおしゃれで、素敵です。
私のお気に入りの歌は
「恋ひ恋ひて 逢へる時だに 愛しき(うつくしき) 言尽くしてよ 長くと思はば」(大伴坂上太女)訳:恋しくて恋しくて やっと逢えたそのときは 繰り返し繰り返し 愛してるといって ずっと私といたいなら繰り返し繰り返し 君だけといって
万葉集の歌を引用して愛の告白をするのも、素敵かもしれませんね。
人間の心は、特に愛に関しては変わっていないんだなっておもって思わずほっとします。時代とともに恋愛感情まで歪んじゃっているんだったら悲しいですからね。
千年も昔の人たちの恋の駆け引き、愛情表現に感動しました。ケータイやメールやクルマなんてない方がよかったなぁ、と思ったり(笑)。現代よりももっと情緒あふれていて素敵です。写真も上手にマッチされていてかっこよかったです。学生の頃勉強したはずなのに、こんな風に翻訳されてわかりやすくしてもらえると、凄く共感がもてたり感激したりしました。