なんという思い切ったタイトルなんだろう!おまけに江國香織、
湯本香樹実、角田光代となると手にせずにはいられないではないの・・・と。
残念ながら江國香織は2行目で『いつか記憶からこぼれ・・・・』の
1編だとすぐに気づいたが、好きな作品なのでそれなりに味わえた。
その他は・・
快・不快で短絡的に行動する傾向にあるとは聞くけれど
ささいな理由で、あるいは理由もなく
個人を攻撃する、あるいは無視する『いじめ』。
一様に表面化してなくて、まわりにいる大人はちっとも気づかぬ
どころか、何もわかっておらず
自分も同じ大人の1人としてどうなんだろうと
考えさせられた。
タイトルがタイトルだけに
身につまされる内容も多く、救われない気分にもなるけれど
最後の『かかしの旅』では、主人公の前向きさに
ほんの少し希望が持ててほっと胸をなでおろし読了した。