カスタマーレビュー
★そんなものはどこにもなかったんだよ★ 自由訳 イマジン
●『宇宙船の窓から地球の大地に刻まれた国境線をさがそうとしたんだ』
想像しよう、と言っている。しかし、それは必要なのか? 「感じる」ことすら余計ではないか。
・原作詞「イマジン」
・自由訳「イマジン」
・邦訳「イマジン」全文
・対談 オノ・ヨーコ×新井満
・「あとがき」にかえる12の断章
●似ているようで微妙に違う『みんな違ってみんないい』にも欺瞞のにおいを感じてしまう。
●「あらゆる表現」は表現されたその瞬間から嘘になる。色即是空空即是色。
原作詞、自由訳、邦訳の全部が素晴らしい 自由訳 イマジン
ビートルズをよくは知らないが、イマジンだけは知っているつもりだった。しかし、英語の歌詞はすんなりと胸には入らない。それが新井満さんによる解りやすい日本語の自由訳を読んでいると、ダイレクトに胸に響く。戦争ってなぜするのだろう。なぜ、いじめ問題が起こるのだろう。変わらない社会。生きにくい社会。終わらない戦争。イメージすること。想像力をはたらかせる事。心でイメージすれば答えは簡単なことなのに。想像力の素晴らしさを新たにされた。オノ・ヨーコさんと筆者との対談はGOOD。オノさんの「そうジョンは、風ね」の言葉。しびれました。新井さんのあとがきは胸を打ち読み応えがとてもあった。「自由訳イマジン」ビートルズをまったく知らない若い世代にこそ、是非読んでもらいたい。
勇気に拍手!! 自由訳 イマジン
先ず最初に、一歩間違えば(間違わなくても)、レノン・ファンや音楽関係者から、袋叩きにあうかもしれない、世界的名作「イマジン」を、自由訳した、新井満氏の勇気に敬意を表します。
一般的に、歌の詩は、行間を音楽で読ませてくれます。
なので、詩の深い部分の意味合いは、メロディやヴォーカルで、聞き手が各々感じ取るのです。
この本には、その行間の、新井満的解釈が、的確に、解りやすく、優しく美しい言葉で、書かれています。
宗教や国境や所有のボーダーレスを歌った「イマジン」を、より具体的な例えで文章にした、感性と筆の巧みさは流石(芥川賞作家)です。
成る程、そうだよ・・と頷きながら一気に読んでしまいました。
世界中で、争いが起きている今、一人でも多くの人が読んでくれるといいなぁ・・などと思いながら、本を閉じました。
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