カスタマーレビュー
潜在意識を持たない方が良いですね。 自由訳 般若心経
結構、「般若心経」と言うと、「お経」だとか「宗教」だとかと言う潜在観念をお持ちの方がいますが、そう言う本ではないと思いました。
般若心経、そのものを聞くと、どうしても「お経」という感じですが、そこに込められた意味を、この本を通じて理解しました。
生きる目標を失いかけている人、なぜ生きなければいけないかと悩んでいる人にはお勧めしたく思います。 大切な人を亡くした方にも良いかも知れません。
心にすーっと入る言葉で、、 自由訳 般若心経
般若心経には興味があるのになかなか取っ掛かりになる本に巡り会えずにいた。
噂を聞き、有名な柳澤桂子氏による訳本も読んでみたが私の心には入ってこなかった。
でもこの新井満氏の自由訳は柔らかい文調で心にすーっと染み入ってきた。
般若心経がこんなにも仏の慈愛に満ちた素晴らしいお経だったのかと実感できたのは大きな収穫だった。
良くも悪くも「自由訳」の般若心経 自由訳 般若心経
この本は、「自由訳」というだけあって、般若心経を逐語的に訳するのではなく、原典に書かれていない内容まで著者の考えに基づき記述することで、思い切った現代語訳を試みている。その点で、「仏教的に誤りのある記述ではないけれど、こんなことまでは般若心経に書いてないのでは?」とも感じる。
もともと短い経典であるから、訳の部分は、詩集のような大きな字で70ページ程度。そのあと、20ページくらいで著者自身の般若心経にまつわる体験が記載されている。あっという間に読める分量である。
般若心経は、数ある経典の中でも特に有名な経典であるが、その意味はわからないという人も多いと思う。この本は、上記のように正確な訳ではないものの、とても読みやすいので、「入門的に簡単に般若心経の意味を知りたい」という人には良いと思う。
宇宙大河の一滴 自由訳 般若心経
般若心経は仏典では一番なじみのあるお経である。葬式でもよく唱えられている。だから内容を知りたくなるお経でもある。
10数年前、アメリカカリフォルニア州西海岸のヒッピーが訳したとされる英訳の和訳の般若心経を読んだことがある。なんという名訳だったことか! ただそれでも空(くう)の概念がいま一つ曇っていた。桑田次郎のマンガによる解説書を読んだ。なんという名解説だったことか! 再び原典に沿った訳文が読みたくなった。
「自由訳 般若心経」は作詞家でもある著者らしく、邪魔にならない程度に解説を交えて、分かりやすく、そして感動的に、ヴィジュアルに訳されていた。
永遠の哲学であり、進歩している般若心経の姿を見た。われわれは苦から逃れる道を求めている。その智恵を授けてくれる本がいい本である。彼岸へ至らせてくれる導きの言葉が欲しいのだ。「宇宙大河の一滴」であることに気づくこと。それが本書と訳者からのメッセージ。
商業的訳「般若心経」 自由訳 般若心経
今までにない斬新な訳で最初は期待させられました。しかし読み進めて行くうちに般若心経にはない新井氏の解釈的物語が挿入され、最終的には安易な感動物語として仕上げられており、これは般若心経を用いた「般若心経」風の読み物だと気付かされます。
たしかに物語としてはわかりやくす新井氏が書いているとおり中学生でも理解できますが、誰でも感動できるように意図的に作られた内容は商業的な匂いがして、読後は何か嫌な感じが残りました。
知人の中には本書を読んで感動して涙したという者もいますが、感動したという部分が新井氏が挿入した物語の部分で「般若心経」が本来伝えるところではないことからも、これをはたして「般若心経」の「訳」としていいのか疑問に思われます。
物語としては良くできているので、ちょっとした「癒し」や「救い」を求める方にとってはいいのかもしれません。
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