カスタマーレビュー
政治家になるには四書は必読です 大学・中庸 (岩波文庫)
四書は人生ないしは政治の基本書です。幕末の日本を明治維新へ導いた原動力はここにあります。政治家を志そうと思う方必読の本だと思ってほしいです。
修己治人とはよく言ったもので、自分の修養をなさずして人を差配できはしません。
朱子学などといえば古臭い江戸時代の学問と思うかもしれませんが、一読すれば普遍的な政治哲学であることに気づかされます。
いかに今の民主主義政治が似非であるのかがよくわかりますよ。
TOCと相通じるものが 大学・中庸 (岩波文庫)
心のTOCとでもいいましょうか。
物事をシンプルにとらえること、当たり前のことを気づかせてくれます。
心が落ち込んだときに読んでも可です。
素晴らしいです。 大学・中庸 (岩波文庫)
儒教『四書』の中に含まれる、素晴らしい名著です。特に、倫理道徳を重んじながらも、どこか軽やかな《自由さ》と、大らかな《優しさ》が感じられる所が、非常に素晴らしいです。でも、一つだけ言うなら、朱子による『大学章句』と『中庸章句』は、少し違うと思います。朱子の文章には、本文の持つ《自由さ》や《優しさ》が、ほとんど感じられません。むしろ、朱子独特の《排他心》の強さには、正直言って疑問を感じてしまいます。私は、朱子の文章を抜いて、本文だけを読んでいますが、その方が本文の意味をよく理解できると思います。やはり、教育関係者には心の狭い人が多い、ということでしょう。でも、本文は素晴らしいので、読む価値は十分あると思います。
東洋精神の根本 大学・中庸 (岩波文庫)
いわゆる四書のひとつとされる、朱子によるものを底本としながらも、本書の訳注では、朱子学に当時批判的に論争しあったという、陽明学の考えも含めて、訳注なされた方の中立な考えをまじえているところに、読み応えがある。 戦後の教育からは排除されたかのようにも憶測される東洋的なもののかんがえを学ぶことは、日本にいきるうえで参考になる。今のあり方を論じるにはまず、先人の思想を知らねばならないと実感した。
自分を修めて人の上に立つとは、至誠とは何かを説く現代人必読の名著 大学・中庸 (岩波文庫)
大学・中庸ともに平易な現代語訳が、充実した注を伴って解説されており、容易に理解できます。難しい書だと構えて読む必要はありません。両者を合わせても分量は短く通読も容易です。“大学”は己自身を収めて(修己)こそ、人を治める(治人)ことができることを述べており、人の上に立つ人間であれば(親であれ、上司であれ)必読の書と言えます。修己には自分のおもいを誠実にすることが必要で、それは自分で自分をごまかさない、自ら欺くことがない(その独を慎む、慎独)ということであると述べています。“中庸”は、誠なる者は、天の道なり。これを誠にする者は、人の道なりの言葉に代表されるように、人間の本性である“誠”に従う道を示します。至誠の人は、他人はおろか物の本性をも十分に発揮させることができ、天地自然の造化育成を助けるまでの天地と並ぶ存在になると説きます。大学・中庸とも解説が素晴らしく、成立の歴史的背景が詳述され、原文の意味は勿論、それ以降の朱子学者の解釈、江戸時代から近現代の解釈を比較しており、学問的に高い信頼の置ける名著と言えます。
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