『Back in the Days』は、1980年から89年に出現したヒップホップ・シーンのドキュメント、それもヒップホップが現在のように数百万ドルに達する多国籍産業になる以前のドキュメントである。当時を振り返ると、非行グループは銃ではなくてブレイクダンスでけんかをした。当時を振り返る(back in the days)と、企業の戦略ではなく、ストリートがスタイルの基準を作った。当時を振り返ると、ジャメール・シャバズはその場に居合わせ、ハーレムやクイーンズ、ブルックリンで、逆境にめげずに生きる人々や、のんびりする人々の日常の姿を写真に撮った。シャバズの題材となった若者たちは、その後の20年間のファッション界では見られない態度でストリートを派手に闊歩し、スーパーモデルも顔を赤らめるようなポーズを取ってみせる――カンゴールの帽子とガゼルのめがね、シェルトップのアディダス、太いひものついたスエード革のプーマ、なめし皮のコートとレザー・ジャケット、金のロープ・チェーン、ドアノッカー形のイアリング、ネーム・ベルト、ラジカセなど、デザイナー・ブランドの装飾品をこれみよがしに見せている。「本物を身に着けろ」がなにを意味するのか知りたい人には、『Back in the Days』は夢のような本である。(Book Description)
まずはこの表紙、見てください。
ローライズのデニムに極太ベルトのコーデネート。まさに今、ファッションそのものだと思いません?
80年代は近いけど、今、新しいファッションが盛りだくさん。ヨウジ・ヤマモトが、今、アデイダスとコラボしているけど、80年代(ランDMC最盛期)はアデイダスが黒人ファッションにどれだけ浸透しているか、これを見れば納得!
80年代の黒人ストリートファッションが知りたければ、これを見ればすべてが判ります!!!
そして、なによりも、音楽もファッションも一番新しいものを創造しているのがブラック・カルチャーだってことがこれをみれば更に納得。
まさに「BLACK IS BUEATIFUL」!!!!!!
彼らの「息」をこの写真集で感じることができますよ。
ヒップホップの原点を見ろ!こんな格好しちゃって本当にいいのか!?!もう80年代まっさかり、皆やりたい放題。ブッとい靴紐のピューマやアディダスのスニーカー、ガゼルの四角いめがね… これこそストリートの王道、今のナンパなヒップホップとは違うぜ。写真家のシャバズ氏もファッション、時代背景だけでなく、彼らの作り出した文化に対しての誇りなど捉えていてとてもグーです。キメのポーズをチェキラッチョー!